anzulyraは小型の8弦リラとマニとの中間にあたるサイズのリラです。
8弦リラの手軽さを持ちつつもう少し音数を増やしたい人のために作られています。
音数を増やし、それを一列に並べたことで楽曲の演奏が可能になったという反面、
演奏方法は8弦リラよりはやや複雑になりました。
しかしそれによって表現がより多彩になったということです。
リラの場合は、練習を重ねるというよりもより親しむといった雰囲気です。
まずは音を出してみて、そこから次へ次へとつないでゆくことで、
自由な即興演奏に自然となってゆきます。
それは、楽器との対話のようなことだと思っていて、
より親しみが増すことによって、音色も深まってゆきます。
それによって演奏の自由度も増し、指の動きも滑らかになり、
表現も多彩に変化してゆきます。
多彩な即興演奏ができることと、楽曲が上手に演奏できることとは全く別のことです。
むしろ、楽曲を練習しようとすることで指の動きのスムーズさがなくなり、
音色も固くなってしまうこともあります。
こういったシンプルな楽器を演奏する場合、
単純なメロディを演奏したり、特に単純なリフレインをループすることもおすすめです。
数本の弦を繰り返し弾くことでそれ以外の弦も反響して楽器自体の鳴りを深めます。
anzulyraは軽く小型なので、持ち歩くのも、持って演奏を始めるのも全くストレスを感じません。
このことは、より親しみやすく、より身近な楽器となってゆきます。
それだけでなく木の質感や触感、においからも自然の優しさを感じることができます。
現在、14弦 anzulyraの在庫があります。
ケースは未制作なので製作に少し時間がかかりますが、その点ご了承ください。
そのほかに、18弦まで制作は可能です。
新たな制作の場合、2カ月から3カ月納品までお時間をいただきます。
ご希望の方はお問い合わせください。
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